大気

地球を包む空気全体を大気と言います。生物の営む生活も、雨が降ったり風が吹いたりするのも、また、流星が光るのもすべて大気の中です。大気の状熊とその変化を気象と言います。大気は上空に行くに従ってだんだん簿くなり、ついにはその存在が認められなくなりますが、この高さを大気の高さと言います。大気の高さがどのくらいあるかは明らかではありませんが、近年の宇宙空間科学の研究によれば地表から数万キロまで地球の大気が存在すると言われています。しかし、地球上の気象現象に関係する度合いから考えて、地表から100キロ程度までの範囲が気象学研究の対象となることが多くなります。
地上から地球大気の存在するまでの範囲を大気圏と言います。宇宙空間科学の立場からは地表から数万キロまでが大気圏になりますが、気象学の立場からは、対流圏、成層圏、中間圏などが、その対象となります。

気象と天候

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