気象と天候

地球上全体に広がっている天候異常の特徴は、高緯度地方の寒冷化、中緯度地方の乾燥化と局地的大雨の類発、低緯度地方の多雨温暖化傾向であり、これら一連の異常気象現象は、60年代以降に顕著になってきました。
。高緯度地方の気湿は、1920年代に著しい温暖化の傾向を示していたが、40年代に反転して寒冷化の傾向が現われ、現在もその傾向は変わっていません。地球の大気環流の型から見ると、いわゆる南北流型の時期にあたっています。つまり高緯度地方の寒冷化と赤道地方の気温上昇傾向により、極地方と赤道地方の気湿差がますます増大する傾向にあります。これによって地球大気全体としてのバランスをとるため、極気団と熱帯気団が温帯地方にそれぞれ侵入し、湿帯地方で寒暖両気団が入り乱れる状態となります。そして寒気の侵入する部分で寒波や大雪、暖気の侵入する地域では熱波や干ばつ、寒気と暖気が入りまじる地域で大雨、集中豪雨が発生するなど、時間的にも場所的にも変化の激しい天気分布が現われます。気候には、数十年、数百年あるいは一万年を単位とするような周期的変動があり、それらの変動が重なり合って、その年、その年の天候として現われるものです。例えば地球はこれまでに氷河期と間氷期を交互に繰り返しながら、現在に至っています。高緯度地方の寒冷化は、温暖な間氷期から第四小永河期に移行している現われという見方がある一方では、一万年以上の大昔にあった氷河期が再び訪れようどしているのだという見方もあります。気侯変動の原因については、様々な学説があります。太陽糸が宇宙の中で占める位置が変化してきたという宇宙原因説、太陽の軌道が傾いてきたという天文学的原因説、地球の北極、南極の位置がずれてきたとか、水陸分布が変化した、あるいは、造山運動が進んできたという地球原因説などがあります。しかし、60年代以降に多発してい考異常気象の原因とするには、それぞれ無理があり、言うまでもなく地球大気中の諸現象のエネルギー源は太陽です。太陽活動と気象現象の因果関係については、昔から多くの学者によって研究され、太陽活動の極大期、あるいは、極小期を干ばつや凶冷と結びつける学説も少なくありません。一連の国際的観側事業も、太陽活動と地球上の諸現象との闘係を究期丁るために行われてきたものです。
太陽活動の示数ともいうべき太陽黒点の増滅については、1749年から観測記録があります。その記録に基づいて黒点の増滅に11年、80年などの周期が見出され、これと気候変動との関連づけも行われてきましたが、まだ十分とはいえず、未解明の部分が多く、最後に残っているのは、地球大気の中に太陽光線を遮る不純物が増加していないかという間題です。1783年に浅間山が大爆発し、死者3万6千人を出しましたが、以後三年間、世界の気温は約1度低くなり、天明の飢蝕と結びつけられます。1883年クラカトア火山が大噴火し、微細な火山灰が成層圏に停留し、以後2年間世界の平均気湿は0.5度低くなったと報告されています。大気汚集物質やばいじんが急激に増加し、地球大気全体が汚染されてきたことは事実で、これらが気候にどのように影響するか、綿密な評価が必要です。工場や自動車から排出される固体状あるいは液体状の徴粒子は、一般に火山灰より小さく、落下速度が遅いために、大気中に長期間漂い、日射を弱めて寒冷化の作用をし、また凝結核となって雨を増加させます。一方で石油、石炭など化右燃料の大量消費によって、大気中の炭酸ガスが急激に増加します。これは温室効果と呼ばれる保温作用です。また廃油投棄によって、全世界の海が油の膜で覆われて、海面からの蒸発やエネルギーの吸収、放出が阻害されます。これら人為的原困による気候の変動も無視できないものとなってきました。

気象と天候

資金計画とお金を借りる

家造りの資金として、まず自分の手持ちのお金、親からの援助、土地や株などの処分によるお金などの頭金に使える金額やお金を借りる金額を全部書き出してみましょう。土地の値段などは都会や田舎暮らしなどによって値段に大差がありますが、建物の値段はそれほど違いがありません。借り入れは親や銀行、公的期間などの安い金利の借り入れを最優先します。高齢者同居や各割増融資も上手に活用しましょう。間取りの広い家は誰でも住んでみたいものですが、収入や家計に見合った家にしたいものです。その際注意したいのは近年のように給料の上昇が見込めないどころか減額さえ予想される御時世です。お金を借りる金額は少なめで月々の返済は借家などをした場合に家賃で払える金額に抑えることを心掛けましょう。また2世帯や3世帯同居の場合は親子で使える手持ち資金や財産処分で得られる資金、あるいは退職金などをあてにするのはやめましょう。

          copyrght(c).気象と天候.all rights reserved